クチコミでも話題の「花の定期便(サブスク)」。
ブルーミー、ヒトハナ、日比谷花壇(ハナノヒ)など、おすすめのサービスの内容を徹底比較しました。値段やお届け頻度、プランの選び方について、初めての人にもわかりやすく解説します!
目次
「花の定期便(サブスク)」とは?
お花は好きだけど、お店で買いづらい。どう飾ったらいいか分からないし、値段も高くて、ハードルが高く感じる。外出ができず、家で過ごす日々に鬱憤が溜まっている。
そんな人におすすめなのが、お花の定期便(サブスクリプション)です。週に1回、2週間に1回、1ヶ月に1回など、自分で決めた頻度に応じて、生花を届けてもらえます。
550円程度から始められて、ポストでの受け取りもOK。毎月定額でサービスを利用できる「サブスクリプションサービス(サブスク)」のひとつとして、2016年頃に登場した、新しいお花の楽しみ方です。
花の定期便(サブスク)が人気の理由

近年花き市場は、右肩下がりの状態が続いています。そこに新型コロナウイルスの流行が重なり、ますます花を贈る人が減少。売れ残ってしまったお花は廃棄されるしかない現状です。
お花のサブスクを利用することで、生花の消費に貢献し、農家さんを助けることができるとクチコミで注目されています。

お花というと、お金持ちの贅沢な趣味…というイメージを抱いていた人も多いのでは? でも、お花の定期便は、1回550円~1,500円程度の安いプランが充実しています。
ポストで受け取れるので、再配達の手間がかからず、手軽に続けられるんです。
「お花は好きだけど、値段が高いから…」なんてあきらめていた人にこそおすすめ!

お花を選ぶときに難しいのが、おしゃれな組み合わせですよね。お花の定期便では、そのまま飾れるセンスのいい組み合わせで届くので、時間を費やして悩む必要がありません。
「この色の花がいい」「仏花を届けてほしい」など、花の種類を指定できるサービスもあります。完全におまかせではなく、自分の好みを反映させたい人にもおすすめです。

「配送中にお花が傷みそう…」と心配に思う人も多いはず。でもお花の定期便では、届いたお花に傷みがあった場合、写真を撮って送ると、新しいものに交換or返金してもらえます。
ただ、お花の傷みが軽い場合は、交換ではなくケア方法のアドバイスになることも。何でも交換してもらえるわけではありませんが、一定以上の品質は保証されています。

自宅だけではなく、届け先を親や友人の家に設定することもできます。ギフトにもおすすめです!
金額はどれくらい?
お花の定期便は、プランの価格によって、届く花の本数が違います。
- 約550~990円→2~4本
- 約1,500円→7~10本
- 約3,000円→11~16本
- 約5,000円→19~24本
- 10,000円以上→30本~

お花のサブスクでは、お花だけではなく「葉物」「枝物」も一緒に届きます。プランに「葉物含む」と書かれている場合は、本数のうちに葉物・枝物も含まれているという意味。

お花を多く届けてほしいなら、葉物・枝物の本数はカウントしないサービスのほうがお得かもしれませんね!

初めての人には、数百円~2,000円以下の安いプランが人気です。ちょっとしたスペースに飾れて、次々にお花が届いて花瓶が足りなくなってしまう事態を避けられます。
ただ1,000円以下のプランだと、クチコミでは「本数が少なくてしょぼい」との意見も。華やかなブーケを飾りたいなら、2,000円程度~、10本前後~のプランがおすすめです。
送料は別途必要なサービスが多いです。相場は1回200~500円くらい。プランの価格+送料で比較することをおすすめします!
お届け回数を選ぼう! 毎週? 隔週? 月に1回?

お花が届く頻度は、サービスによって異なります。大多数のサービスは、以下の3通りのいずれかです。
- 毎週
- 2週間に1回
- 1ヶ月に1回
常にお花を飾りたいなら、毎週届くプランがおすすめ。でもお届けのたびに送料がかかってしまうので、頻度は少なくして、そのぶん1度に届くお花の本数が多いプランを選ぶのもありですよ。

「お花の定期便をお休みしたい」というときは、お届けを一時的に停止できます。
このときメールや電話での申し込みが必要なサービスと、マイページから申し込みができるサービスがあります。マイページからお届けスキップを申し込めるサービスのほうが、より手軽です。
受け取り方法は、ポストか手渡しか

花の定期便は、宅急便で直接受け取るサービスと、ポストに投函されるサービスがあります。それぞれのメリットとデメリットを比較しました。
メリット
- 値段の安いサブスクが多い
- 一人暮らしの人や、日中に受け取れない人でも、再配達の手間がかからない
デメリット
- ポストの確認を忘れて、お花を枯らせてしまうリスクがある
- 宅配便ほど厳重な梱包ではない
ポスト投函は宅配便と比較して、お花の品質への不安がアップしてしまいます。どのサブスクでも、お花の品質が悪かったら交換か返金してもらえますが、手間がかかりますし、がっかりしてしまいますよね。
とはいえ手軽に受け取れて、値段も安いです。
メリット
- 受け取りまでに、お花の傷みが発生しにくい
デメリット
- ポスト投函のサービスに比べて、価格相場は高め
宅配便で届くお花のサブスクは、価格相場がやや高めです。いっぽうで品質への安心感は、ポスト投函と比較して上。受け取りの手間や、多少のコストアップを惜しまない人におすすめです。

サービスによっては、配送中にお花が劣化するのを防ぐため、一部の地域へのお届けに対応していないことがあります。特に北海道・九州・沖縄・離島エリアにお住まいの方は注意しましょう。
おすすめの花の定期便(サブスク)5選! 料金・プラン内容を比較
それでは、おすすめの花の定期便をご紹介します。サービスごとに届く花の本数・料金・送料などのプラン内容をまとめたので、参考にしてください!
プラン | 花数 | 価格(税込)+送料 | 送料込み価格 |
体験 | 3本~ | 550+275円 | 825円 |
レギュラー 人気! | 4本~ | 880+385円 | 1,265円 |
リッチ | 8本~ | 1,980+550円 | 2,530円 |
- お届けペース:毎週or隔週
- 配送方法:ポスト投函(リッチプランのみ宅配便)
- 非対応地域:離島
Bloomee LIFEは、お花のサブスクの先駆者といえる、日本初・最大級のサービスです。全国約200店舗以上のお花屋さんから、季節のお花がポストに届きます。お届け頻度は毎週or隔週の2パターンから選択可能です。
1回あたり550円から始められる値段の安さと、ポスト受け取りの気軽さから、始めやすいのが魅力。しかも毎回お花と一緒に、花瓶に入れる栄養剤が届きます。プロのお花屋さんがアレンジしたお花だから、そのまま飾るだけでOK!
2016年6月に本リリースされてから急成長を遂げ、累計10万世帯以上が利用してきました。インスタのフォロワーは13万人超え。クチコミでは、「お花を飾る習慣がなかったけど、楽しい!」と人気を集めています。今までにテレビでも多数取り上げられた、実績あるサービスです。
- まずは安いプランで試したい
- ポストで気軽に受け取りたい
- テーブルやリビングのちょっとしたスペースに飾りたい
- 届いたお花を長持ちさせたい
公式サイトはこちら

花数 | 価格(税込)*送料無料 |
2~4本 | 990円 |
5~8本 おすすめ! | 1,650円 |
8~10本 | 2,200円 |
9~13本 | 2,750円 |
11~14本 | 3,300円 |
14~18本 | 4,400円 |
19~22本 | 5,500円 |
- お届けペース:毎週or隔週or月に1回
- 配送方法:宅配便
- 非対応地域:北海道・九州・沖縄・離島(今後対応予定)
「HitoHana(ひとはな)」も、登録者数10万人以上の人気サービス。市場から仕入れたお花を、自社のフローリストがアレンジして、専用ボックスに入れて宅配便でお届け。「売れ残り」ではない、新鮮なお花を楽しめます。
プランは990円からで、7種類も用意されています。お届け頻度も、【毎週 / 2週間に1回 / 月に1回】の3通りから選択可能。
しかも毎回、お花の色を自分で選べるんです。「おまかせ」にすることもでき、コスパのよさ・自由度の高さ・きちんとした状態で届く安心感が魅力! 送料は無料なので、1回あたりのコストも安いですよ。

今週届く予定のお花や、過去にお届けしたお花の写真を、サイトから確認できます! 申し込む前にイメージを掴みやすいサブスクです。
- ポスト投函だと、お花の状態が不安。宅配便で受け取りたい
- お店でお花を選ぶように、自分の好みに合わせてチョイスしたい
- あとからプラン変更も考えている
公式サイトはこちら

花数 | 価格(税込)+送料 | 送料込み価格 |
3本~(葉物含む) | 528+330円 | 858円 |
5本~(葉物含む) | 770+330円 | 1,100円 |
- お届けペース:隔週or月に1回
- 配送方法:ポスト投函
- 非対応地域:北海道・九州・沖縄・離島・ゆうパケットで都内より配達日数3日以上のエリア
タスハナは、低価格×ポスト投函のサブスク。全国の花農家さんを応援したいという想いから生まれたサービスです。
形や色が揃っていないだけで規格外になった花や、まだ売り出されていない品種の試作品などを、ゼリーで保水し専用BOXに入れて、市場直送でお届けします。
グリーン(葉物)との組み合わせで届くので、よりおしゃれに飾れます。お届けはマイページから簡単にスキップできるので、時にはお休みを挟みながら、安く長く続けられそう! 栄養剤は付いていませんが、そのぶん値段が安いですよ。
- 栄養剤はいらないから、値段を安くしてほしい
- お届けのスキップが簡単にできて、続けやすいサービスがいい
公式サイトはこちら
花数 | 価格(税込)+送料 | 送料込み価格 |
4~5本(葉物含む) | 880+385円 | 1,265円 |
- お届けペース:毎週or隔週or月に1回
- 配送方法:ポスト投函
- 非対応地域:沖縄・離島
&flower(アンドフラワー) は、花瓶に入れる延命剤がセットになったお花のサブスク。毎週・隔週・月に1回のいずれかのペースで、4~5本のお花がポストに届きます。
値段が安く、お届けのスキップもマイページからボタンひとつで可能。長期間のお休みもできます。プランはひとつしかないので、アップグレードできませんが、手軽で続けやすいサービスです。
また、お届けするお花は、市場から仕入れたあとに丁寧に水揚げをしています。 そのため枯れにくく、より長くお花を楽しめますよ。
- ポストで手軽に受け取れて、安いサブスクがいい
- お休みと再開が気軽にできるサービスがいい
- 自分で水揚げするのは面倒
公式サイトはこちら

花数 | 価格(税込)+送料 | 送料込み価格 |
花:3~5本 葉物:5~8本 | 3,850+550円 | 4,400円 |
- お届けペース:月に1回
- 配送方法:宅配便
- 非対応地域:北海道・九州・沖縄・離島
緑色の品種のお花だけが届く、他にないサブスクです。緑のお花3〜5本と、一緒に飾れる季節の葉物・枝物5〜8本が、月に1回届きます。
お花にちなんだストーリーカードと、お手入れのヒントが書かれたケアカードもセットになっていますよ。届くお花の本数が多いので、値段は高めですが、インテリア映えするお花を飾りたい人におすすめです。
ご家庭はもちろん、カフェや会社などに飾っても映えます。可愛すぎないので、男性のお部屋にもぴったり。
- インテリア映えする、おしゃれなお花のサブスクを探している
- 物語を読むようにお花を楽しみたい
公式サイトはこちら


ハナノヒは、日比谷花壇が提供しているお花の定期便。
ポスト投函は行っておらず、宅配便か、店舗での受け取りです。一輪から始められるものの、少量プランの受け取りは店舗のみ。宅配便で受け取れるプランは1回3,850円からです。
近くに日比谷花壇の店舗がある人や、お金をかけて華やかに楽しみたい人にはおすすめですが、気軽に試したい人にはちょっとハードルが高いかも。
値段の安さは大差ない。サービス内容で選ぶのがおすすめ

どのお花のサブスクも、値段の安さは大差ありません。「ポスト投函か、宅配か」「栄養剤は付いてくるか」「お届け頻度はどのくらいか」といったサービス面も重視して、自分に合っていそうなサービスを選ぶといいでしょう。
インスタやツイッターでは、利用者さんたちが実際に届いたお花の写真をアップしています。クチコミを比較してみるのもおすすめです。
お花のサブスクで、安く手軽に緑のある生活を楽しみましょう!
